大地の雫では2016年の法人化を期に、「最先端の酪農経営を目指す!」
という志の下、当時日本最大級の搾乳ロボットを8台導入した新牛舎を完成させました。搾乳作業の労働負担減だけではなく、搾乳ロボットからは様々なデータを取得し、これまでの経験と勘に頼った管理だけではなくデータで裏付けされた飼養管理の向上を図っています。
また、大地の雫では獣医コンサルや飼料メーカー、農機具メーカー、農協など様々な関係機関と連携し、定期的な勉強会の実施や様々なデータを分析し、新しい情報や技術を積極的に取り入れながら生産性の向上に努めています。
大地の雫では次期代表を中心に若手スタッフが活躍しています!未経験から始めたスタッフが多いですが先輩スタッフがしっかりサポートしてくれる環境です。また、大地の雫では自分達でできることは自分達でやる。という思いで業務に取り組んでいます。外部委託などはなるべく使わず、エサの収穫作業などは自社で機械を所持して行っています。今後も技術力の向上と「自分達でやる」業務の幅をスタッフ一丸となり広げていきたいと考えています。
大地の雫ではカウコンフォートの追求による高い生産量を目指すことはもちろん、牛の遺伝子解析を行い「大地の雫に適した牛つくり」を意識した牛群改良を実施。また黒毛和牛の繁殖牛から自家採卵を行い和牛繁殖事業や、糞尿から発電を行うバイオガスプラントも整備しており、再生可能エネルギーを活用することでSDGsを意識した環境に配慮した経営を実施しています。今後も、日々革新されていく技術や情報を積極的に取り入れながら業界のトップランナーを目指していきます。
平成29年に完成した牛舎です。搾乳ロボット、自動換気システム、自動照明システム、自動給餌機、エサ寄せロボットなど最先端の設備を導入しています。
現在8台が稼働しています。人の代わりに搾乳をするだけでは無く、乳量、乳成分、体重、他にも様々なデータがリアルタイムで把握する事ができます。
自動でエサを作り、配るシステムです。省力化だけでは無く、コンピューター制御の為、正確な給餌が可能です。
牛舎内の温度をセンサーで感知し、自動でファンの制御、カーテン、チムニー(屋根の排気口)の開閉を行い、温度調節を行います。断熱性に優れた牛舎の為真冬でも舎内は氷点下になりません。
8頭ダブルミルキングパーラーです。1度に16頭の搾乳をする事ができます。
産休中の牛達がいる牛舎です。ベッドはフカフカのコンポストバーンでとても快適です。
子牛が好きな時にステーションに来てミルクが飲めるシステムを導入しています。
牛の糞尿から発電を行う施設です。
会社概要
名称 | 株式会社大地の雫 |
所在地 |
〒088-2725 北海道野付郡別海町上春別149-2 |
代表者 | 浦山 宏一 |
設立年月 | 1955年創業/2016年4月1日法人化 |
資本金 | 500万円 |
従業員数 | 常勤男性7名/女性6名(役員4名含む) |
事業内容 | 酪農業 |
経営データ |
飼養頭数:約1200頭 搾乳牛:700頭 育成牛:500頭 肉牛頭数:30頭 |
設備 |
・8頭ダブルミルキングパーラー ・搾乳ロボット(8台) ・バイオガスプラント |